マサラチャイマスカルポーネのベイクドチーズケーキ

ケシパールの開業から14年。


頑張って作って満足しては、
しばらく経つと、自分がもっとしっくりくる形でやり直していった、
たつパールによるケシパールDIYを見ていてもそうなのですが、

私の作ってきたチーズケーキも、
月日が経つと、もう一度作りたくなるものなのです。

これは現在のスタンドの塗り作業!

実は「マサラチャイのベイクド」自体も(結構そのほかのケーキも!)、


幾度となくマイナーチェンジを繰り返してきたのですが、
2024年に、しっかりと腰を据えて、大々的にリニューアルしました。

このケーキのベースとなるのは「マサラチャイ」

スパイスと紅茶をミルクで煮出したものなのですが、

このケーキにおいては、その中のスパイスの「メイン」として、
「シナモン、クローブ、ジンジャー」を軸にしています。

この3つのスパイス、
私なつパールの中では「和」を感じるスパイスだと思っています。

シナモン(ニッキ)やジンジャー(生姜)は言わずもがな。

クローブも、「なんかわかんないけど和風だな」、と昔から感じていました。

まだ東京に住んでいたうら若きあの頃、
お寺を調べて、初めて写経に一人でいったことがあります。

ドギマギしているのを悟られないように、入り口で靴を脱ぎ、
必死でこっそりキョロキョロしていると、

受付の人に、
「コレを口に含んでお部屋へ入ってください」と徐に「クローブ(和名では「丁子:ちょうじ」」を渡され、
一瞬でテンパったことがあります。

「コレを。」
「はい。」
「口に。」
「はい。」
「こう。」
「はい。」

「コレを。」
「はい。」
「口に。」
「はい。」
「こう。」
「はい。」

「コレを。」
「ぶほ。」

てな感じで、溢れ出る初心者エネルギーに、
思わず吹き出した受付の方。

改めてしっかり説明してもらった、懐かしい思い出です😊

そうして無事クローブをもごもごしながら写経した私。

「コレほんとコレであってるの?騙されてない?あそばれてない?コレ終わったらどうするの?みんな口の中コレ入ってんの??」

と邪念だらけなことに途中で気づき、
静寂に笑いを堪えながらぶぶぶと揺れながら写経していて、

周りの人にはさぞ不思議な存在に見えたに違いありません。

話がそれました。

帰ってから調べると、
クローブ(丁子)は昔からその殺菌効果や消臭効果も知られており、
「身を清める」とかそんな意味をこめて、
そういった場面で使われてきたスパイスなそうで。
(心優しい受付の方、疑ってすみませんでした!)

ちなみに、線香などの主な香り付けにも使われているそうですよ。

そんなこんなで、クローブはお寺でも使われていて、
線香にも使われていて、

私が直感的に「和」を感じる気持ちは正しかったわけです。

そんなことをたらたら説明しているものの、

そんなことを知る前から(?!)、
「チャイと、あんこ」
という組み合わせって絶妙で大好きだったんです。

スパイスが、あんこを引き立てて、
心を清めて深めてくれる感じ。

どこか懐かしく、
エキゾチックなのにほっこりなこの気持ち💕

マスカルポーネを一緒に混ぜ込むことで、
ミルク感であんことマサラチャイを繋ぎ、
一体感がグッとくる濃厚な仕上がりになっています。

マサラチャイに、あんこに、マスカルポーネ。

内容だけ聞くと、なんだか疎遠なケーキな感じですが、
自分の中に眠る古の日本の魂が
ほっこりするところ、
是非味わってみてくださいね♪

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